クラシック音楽やオペラの本場での音楽プログラムは魅力的。各地に民間の芸術系の学校が多くあり、音楽系のコースが開講されています。
レベルの高い所では、入学にオーディションを課しています。イタリアの音楽大学、国立音楽院への進学を目指す海外受入学生向けのプログラムを開講している所もあります。
そもそもオペラという言葉自体イタリア語ですし、歌詞はイタリア語であることが多いです。本格的なクラシックの声楽家を目指すには、語学力はなくてはならないものでもあります。
北部のヴェローナは、オペラの街として知られています。
街の象徴でもある古代ローマ時代の円形競技場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)では野外オペラも開催され、各国からのオペラ好き達が集まります。
ここでは、オペラに適したイタリア語の発生や発音を中心とする短期イタリア語講座があります。もちろん語学としてではなくオペラの進学が主目的ですので、講師はプロの声楽家。オペラ歌手を目指す音大生などの、音大進学の足がかりとするための生活や授業、本場のオペラ体験としても効果的です。